夏らしくなってきました。当館裏、白樺の森でセミの生態が観察出来ますよ。夏休みの自由研究に使えるかも!白樺林はもうすぐセミの鳴き声に包まれます。
【セミの一生】
セミは、7~8月に木の幹や枝などに開けた穴に卵を産みます。卵は、長さ2.2mmほどの細長い形で、ひとつの穴に5~10個の卵を産み付けます。幼虫は、そのまま冬を越して翌年6月頃に孵化します。孵化した幼虫は、土の中にもぐり、木の根から養分を吸って成長します。土の中で半年から1年ごとに脱皮を繰り返し、次第に大きくなり、卵から7年目に地上に出て、木の枝や葉の裏などで羽化をして成虫になります。成虫になったセミは、約1~2週間しか生きることができません。